読書感想
オレたちバブル入行組 池井戸潤 人気ドラマ「半沢直樹」の原作本です。 ドラマは見ていたのですが、それがわかっていても充分に楽しめる内容でした。 企業小説なので硬い内容かなあ、と思っていましたが、それを裏切る圧倒的リーダビリティ。 基本的なストー…
嫌われる勇気 岸見一郎 古賀史健 自己啓発本は好きでちょくちょく読んでいましたが最近読んだなかで一番入りやすい感じがしました。おそらく哲人と青年の対話で物語の様に構成されているからでしょう。ほとんど専門用語などは出てきませんしすんなり読めまし…
デラックスじゃない マツコ・デラックス マツコもフツーの人間なのね~ マツコ・デラックスのエッセイ、「デラックスじゃない」を読んでみました。テレビ番組では語られないプライベートに関するエッセイで、生い立ちや職歴なども綴られています。私がマツコ…
アレックスロビラ、フェルナンド・トリアス・デベス著の「グッドラック」は、読書感想文におすすめです。 私は中学生の時にこの本と出会い、ちょうど夏休みだったので読書感想文の題材にしました。 読書感想文推奨本や課題本とは違い、自分で興味を持って選…
オリエント急行の殺人 アガサクリスティー著 山本やよい訳 アガサクリスティーのポアロシリーズの中でもトップクラスの知名度を誇る名作。15年ほど前に読んだことがあったが、本屋で目に留まったため再度読むことにした。 大まかなあらすじや犯人については…
『英語名言集』(加島祥造):英語で挫折する前に、中学生・高校生に読んで欲しい 英語圏の名言を集めた1冊といえばありきたりの本のように思えますが、本書で集められている名言は全て20世紀の言葉です。世紀末と呼ばれる中で新たな時代に向かって生きよう…
コーチKのバスケットボール勝利哲学 マイク・シャシェフスキー/ジェイミーK・スパトラ著 この本は、米バスケットボール界の伝説的名将であるコーチKことマイク・シャシェフスキー氏がそのコーチキャリアの中で見出した成功するための40のキーワードを彼の言…
渡辺優「ラメルノエリキサ」はサクっと読める物語です 第28回小説すばる新人賞の受賞作「ラメルノエリキサ」。 なにかの呪文のようで、なかなか覚えにくい本のタイトルですが、逆にそれが印象に残る感じがします。 主人公は「小峰りな」という女子高校生。
愛着障害 子ども時代を引きずる人々 著者:岡田尊司 を読んで 次女を出産後、私は産後鬱になり日々の家事・育児が苦痛で仕方なかった。 生後間もない子供を愛らしいと思う余裕もなく、赤ちゃん返りが続く長女に苛立ち、すべてが上手くいかないと自分を責める…
1日30分を続けないさい!古市幸雄 習慣づくりの本で1日たったの30分を続けると習慣は作られていうというような内容でした。 習慣を作るにあたって、継続しない人というのは習慣のハードルが高いという場合が多く、なかなか続かない。
センタクシテクダサイ (ケータイ小説文庫―野いちご) 展開に目が離せなくなるホラー小説でした。政府がある高校のクラスを対象に、命の重みをわからせるための実験を始めることからスタートする物語。センタクシテクダサイという機能を使い、“センタク者”に選…
『マンガで読む 計算力を強くする』(がそんみほ):小学生から大人まで使える「計算視力」 卓上電卓やスマホの電卓が一般化したとは言え、日常のちょっとした買い物などは暗算で行っている人が多いのではないでしょか。しかし、ちょっとした端数や掛算など…
「動かない」と人は病む 生活不活発病とは何か 大川弥生:健康への新しい視点の提供 最近読んだ本です。高齢化時代にスポットを当てて筆者は事実や様々な人の体験を取り混ぜて、一冊の本にしています。巻末の参考文献を含め、232ページのコンパクトな本で…
「フルーツ&野菜のパワージュース」浜内千波著。買って良かったです! 以前から大ファンだった浜内千波先生先の、しかも、最近気に入ってハマり始めた「スムージー」のことが載っている著作「フルーツ&野菜のパワージュース」を、「アマゾンん」で購入。 …
世界から猫が消えたなら 著者 川村元気 想像以上に深い物語 この本は主人公が悪魔と命と引き換えに世界から何か一つを消すという一週間の物語なのですが、私たちの世界には『なんでこれはあるんだろうか』と思うものがたくさんあります。 例えば携帯が無くな…
中居正広という生き、タイトル:中居正弘ぴう生き方 著者:大田省一 中居正弘に興味を持ったのは、ラジオで放送した武田鉄矢の「今朝の三枚おろし」のなかで、タモリと中居の関係と、中居がその後急速に芸風を変える話に興味を持ったからです。本の中で終始…
「ごはんのおとも」たな著 ほんの癒される一冊 なんとなく本屋さんを見ていて目について購入した漫画です。こういう種類の漫画を購入するのは初めてだったので、どういうものなのかはすごく中身が気になりました。そんなに分厚い本でもないし、料金も悩むほ…
『ことば探しスイスイ読める日本語文法』小林眞造:日本語教師必携、外国人学習者に最適の一冊 この本は日本語教育に携わる人、日本語を勉強する外国人や留学生、またもう一度日本語文法の基礎を見直してみたいと思う人たちの参考書として書かれたものです。…
寮母さんは女子高生 西城綾乃 主人公の花子が面白すぎて激ハマりしました! 寮母さんは女子高生ですが、巻数はつかないものの、寮母さんは女子高生ReturnsとFinalの全部で3シリーズあります。主人公の山田花子(16歳)は、事故で両親を亡くし、借金返済や学…
「ひとりぐらしも何年め?」 たかぎなおこ・著 たかぎなおこさんの、一人暮らしの日常をつづったコミックエッセイ第4弾です。タイトルから分かる通り、一人暮らし歴がもう何年になるのかすぐに出てこないほど長くなってきた、たかぎさんの日常が描かれてい…
『英語対訳で読む禅入門』(尾関宗園)は英語の勉強に最適! 久しぶりに英語の勉強をしたくても、参考書や英語の文庫は読める自信がない。 どうせ英語を読むなら、自分の役に立つ内容のものを読みたい。 そんな人におすすめできるのが『英語対訳で読む禅入門…
リーダー論 高橋みなみ総監督の理論を読んで この本が出版してから、買うのは迷ってました。元々、高橋さん自体に嫌悪感があり、性格も短気そうで嫌いでしたので。でもこんな本を出したなんて知ったときは多少は興味がありました。本はとても読みやすかった…
『字体のはなし』(財前謙):子育て中の親御さんは読むべき 最近、漢字の書き順や細かいトメ・ハネなどについては、学校現場であまり細かく指導しない方針が決まりました。 このことに対して、子供が正しい漢字を覚えられなくなると心配する親御さんは多い…
「自分を不幸にしない 13の習慣」 小川 忠洋 著 自己啓発本の一つです。「思考は現実化する」とか、「潜在意識で思ったことは実現する」といったことがかつて流行ったことがあると思いますが、それと似た内容です。
国土が日本人の謎を解く 大石久和 日本は大陸と分断されていることで、独自の文化を育んできました。他国と比べて地震、台風、豪雪といった自然災害を受けやすいことで、日本人のメンタリティに多大な影響を及ぼしました。戦争よりも自然災害のほうがはるか…
『ナチスと財宝』(篠田航一):歴史とトレジャーハントの甘い関係 日本に徳川埋蔵金があるという都市伝説があるように、実はドイツにもナチスの財宝伝説があります。 本書はナチスの財宝伝説を探すトレジャーハンターや、当時を知る人達へのインタビューを…
師匠シリーズ 師事 ウニ ついにでた!師匠シリーズファン待望の一冊です! 元々はオカルト系のサイト等で掲載されていた作品だが、10年近くたって書籍としてまとめられたファン待望の一作だ。やっぱり師匠シリーズの魅力はウニ氏の書く独特の世界観だ。 この…
「塾歴社会」 おおたとしまさ 受験を控えたお子さんがいる方のみならず、まだ小さなお子さんのいる方にも、そしていずれ家庭を持つかもしれない若い方々にも是非とも読んでもらいたい作品です。日本のエリートと呼ばれる人たちが、塾での教育を経てどのよう…
1分間アドラー 人間関係の悩みをゼロにする77の原則 桑原晃弥 最近話題の心理学者、アルフレッド・アドラー。最近ではアドラー心理学として知られるようになりました。 アドラーは「人は努力と訓練によって、何者にでもなることができる」という有名な言葉を…
『遺産相続ゲーム』(ミヒャエル・エンデ)は現代人なら一読すべし 日本のドラマなどでは遺産相続を巡る争いがよく起こりますが、遺産相続を題材とした戯曲がドイツにも存在します。 それがミヒャエル・エンデの『遺産相続ゲーム』であり、多くの出版社で出…