みんなの芸能ブログ。

みんなで更新する芸能ブログです。

スポンサーリンク

継国縁壱、無惨を凌ぐ力を持つただ一人の人間。 #鬼滅の刃 #好きなキャラクター

継国縁壱は、竈門炭治郎の夢の中に出てくる、圧倒的な強さを持つ剣士である。
始まりの呼吸である「日の呼吸」の使い手であり、その強さは鬼の祖である鬼舞辻無惨さえ死を恐怖するほどだった。
天賦の才を持ちながらおごり高ぶることをせず、物静かなおだやかな人物だった。
鬼に妻子を殺されたときに鬼殺隊と出会い、自身の剣を鬼殺隊の隊員に教えたことにより、現在の鬼殺隊を作ったといっても過言ではない。
あと少しで無惨を殺すところまで追いつめることができたのに逃げられてしまい、さらに兄が鬼に堕ちてしまったことにより、彼の人生は狂っていく。
唯一の救いは炭治郎の先祖である炭吉とその家族に出会えたことだが、それも束の間だった。
炭吉に己の剣技をすべて見せた後、縁壱は姿を消してしまう。
残りの彼の人生は鬼に堕ちてしまった兄を捜して殺すことに費やされたのだろう。
しかし、やっと兄を捜し当ててあと少しで殺すことができたのに、縁壱は寿命で絶命してしまった。
縁壱の人生とはいったい何だったのだろう。
少年期は家族から疎まれ、愛する人と出会って子が生まれ家族ができたのに鬼に殺され、鬼に復讐するために仲間や兄に剣を教え、無惨を取り逃したことにより仲間から追放され、兄は鬼に堕ち、数十年かけても無惨や兄を殺すことができなかった。
しかし、縁壱があえて殺さずに逃がした珠世は無惨を殺すために薬を作り続け、自らの命を賭して投薬することにより無惨の体に影響を与えた。
縁壱が教えた剣は今日の鬼滅隊へつながり、炭吉へ見せた剣技は炭治郎へ伝わり、人間はようやく無惨を殺すことができた。
縁壱がいなければ無惨は殺せなかった。人間が鬼に殺される世の中は変わらなかった。
死後の世界で、縁壱が妻子と静かにおだかやに過ごしていることを願わずにはいられない。