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中国大河ドラマ「三国志 Three Kingdoms」感想&あらすじ・正史にも演義にも忠実なストーリーと人物設定、横道に逸れることなく…(ネタバレ注意)。

中国大河ドラマ「三国志 Three Kingdoms」

CSのチャンネル銀河でたまたま見つけました。
あまり海外のドラマを観ない私なのですが、運よく一話目から観ることが出来たこのドラマには思いっきりハマりました。
そもそも吉川英治氏の「三国志」を読破し、その世界観に魅了されていましたので、これを映像化したらどうなるのだろう・・・と、興味もあり、そして、不安もありで観はじめたのですが、私のツボには見事ハマってくれました。

正史にも演義にも忠実なストーリーと人物設定、横道に逸れることなく、まさに大河をグングンと進む飽きさせない展開、さらに特筆すべきは、その映像の迫力です。映画並み、いや、それを超える巨費を投じて制作された作品だけに、一切手を抜いてないであろう、凄味すら感じさせてくれるド迫力です。特に戦闘シーンは、これが古代の戦いだ、と言わんばかりのリアリティーがあり、残酷さもありますが、逆にそれらをオブラートに包むことなく映像化したことにより、歴史ドラマとしてのクオリティーはグンと上がっているように思えます。また、ロケーションの素晴らしさ、服飾や建造物の再現など見どころ満載です。
人気キャラの関羽や張飛など、ゲームでもお馴染みの雰囲気そのままです。個人的には、呂布が良かったですね。普段鬼のように描かれることが多い彼が、このドラマでは、実に人間臭いキャラ設定になっています。貂蝉に惹かれ、恋焦がれていく様子などは実に愛らしい・・・
登場人物の多さも三国志の特徴ですが、それら殆どがしっかり役作りされ、きちんとストーリーに絡んでくる、妥協なき傑作であると思います。