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クリミナル・マインド/シーズン3第5話「空白の7秒」感想&あらすじ・幼女失踪事件、大型ショッピングモールで6歳の…(ネタバレ注意)。

クリミナル・マインド シーズン3 第5話「空白の7秒」

今回は殺人事件では無く、幼女失踪事件だ。
大型ショッピングモールで6歳の幼女が突然消えてしまった。近隣で一週間前に同様に少女が誘拐されて殺害される事件が起きていて、犯人はまだ捕まっていない。
当然、BAUメンバーも同じ犯人による事件だと見て捜査に当たる。
最初のうちは、BAUは先日起きた事件と同一犯と考えているため、家族からの聴取では幼女の好みや性格、当時の状況などを確認していく。

だが、徐々に色々な情報が表面化されていく。
視聴者は前半では見事に推理を誘導される。犯人は先日の事件と同一犯に違いないと思ってしまう。
だが、確信に近づくにつれ、犯人像や犯行に至る経緯を見て行くと、違和感を覚えた部分が有る。
犯人の動機となった、幼児性愛好の件について、気になった部分がある。
実の弟が、自分の娘に性的虐待をしていたと、事件解決後に父親は知ったはずだ。だけど、パトカーに乗り込む弟を見る様子は、怒るでも嘆くでも無い。妙に淡々としていた。
そこで父親の発言が思い返された。娘に対して、「僕はあの子のことを大事している」と言う。ホッジンズはその時、「何故『僕ら』ではなく『僕』ですか?夫婦に問題でも?」と突っ込んでいる。後になって思えば、弟への態度と言い、腑に落ちない。
家族ぐるみの付き合いをするほど仲の良い弟の性的嗜好に気付かなかったのだろうか。
もしかして、と疑ってしまう。本当は父親も同じ嗜好を持っているのではないだろうか。
その後を語られることは無いが、いつも以上に後味の悪い内容だ。
ショッピングモールという身近な場所、犯人は身内という二重の恐怖を与えられた回だと思う。