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クリミナル・マインドシーズン4「ありふれた狂気」感想&あらすじ・銃社会のアメリカの縮図が見えるようだ…(ネタバレ注意)。

クリミナル・マインド シーズン4 第話「ありふれた狂気」

今回の事件は、ハイウェイで隣り合った車からブロンドの女性が銃撃されるというもの。
ここにもまた銃社会のアメリカの縮図が見えるようだ。
犯人は、半年前に末娘を交通事故で亡くしており、その心の傷が抑圧された感情として爆発した。
ただ、思ってしまう。
最初の事件では、被害者に車越しに罵倒されたことが引き金ではある。だが、何故すぐ手の届く範囲にショットガンを持っていたのか。車に乗せていたのか。

つまり、どこかでこうなることを望んでいたとしか思えない。娘を失ったショックで不安定になり、事故を忘れたように振舞う家族や、自分自身に対する怒りがそうさせたのだろう。
ただ、そうだとしても、常にショットガンが手に入る環境だった、と言うのが恐ろしい。
もしそうした環境でなければ、もう少し事件を遅らせることはできたかもしれない。
そして、犯人は殺人に快感を得ているから、ということ以外に精神病的症状を示している。最早統合失調症のようですらある。
最後には、家族を殺した記憶すら抑圧して、家族と車に乗っていたと錯覚している。
きっと、彼はシリアルキラーではあるが、起訴されないのではないだろうか。精神病患者として、どこかの病院に収容される気がする。
ある意味では、高速道路や家族の喪失と言った、身近にある要因なだけにゾッとする反面、痛ましい事件だった。