クリミナル・マインド シーズン４ 第２話「エンジェルメーカー」
前話の爆発での耳の負傷が全快では無い状態で、ホッチは捜査に臨む。飛行機に乗るのも、高い金属音や発砲音も辛いようだ。
そんな中起きる事件は、死刑執行された男の精液が殺害現場で発見されるというもの。
小さな町で起きた事件に、町民は死刑囚が死んでいなかったのではないかと、恐怖を募らせる。
実際には、死刑囚と生前やり取りしていた犯人の女性が、精液を入手し、殺人を犯していた。確かに精液がいつのものかなど、現在の科学ではまだ解明されない。少なくとも体外に出た直後で有れば判別がつくらしいが、すぐに劣化するためその後の時間の経過の判別は付かない。
このため、死刑囚がまだ生きているのではないかと言う疑惑が生まれた。
事件が起きた当初、BAUメンバーはそれぞれ意見を交わす。同じDNAを持つ者がいるのかどうか、という可能性だ。
その中で、双子説が上がるが、ドラマでは取り上げられなかったもう一つ可能性は有る。骨髄移植だ。
骨髄移植を受けると、血液のDNAは骨髄提供者と同じになる。だが、毛根や精液は元々の本人のDNAになる。今回は精液だったため、この可能性が除外されたが。
日々価額は進歩しているから、いずれ精液がいつ体外に出たものか分かる日も来るのだろうか。
