サッカーアジア選手権は日本の激闘虚しく準優勝という結果に終わりました。今やワールドカップ出場は当たり前になった日本のA代表。A代表選手の所属チームを見ても海外クラブ所属選手がほとんどを占め、着実に日本のサッカーレベルが上がっていることが伺えます。
しかし、アジア選手権では優勝が必須。優勝できないようなチームではたとい、ワールドカップに出られても結果が見えている。アジアでナンバーワンは当たり前の風潮になっています。今回のアジア選手権で初めて分かったことですが、中東勢が強くなっている事実。身体能力の高さは昔からですが、その昔、中東のチームなんて３対０で勝つイメージがあったものですから、なぜ強豪などと言われるのか分かりませんでした。資金の潤沢な中東ですから、レベルアップをじわりじわりと上げてきたことが今大会でよく分かりました。正に一年、二年違うとチームの強さが変わる。まるで生き物のようです。準優勝で終わってしまい、非常に残念だったのですが大迫選手の閉会式ボイコット事件には更に残念な気持ちになりました。まるで負けて、ふてくされているように見えてしまいます。スター選手なのですから、笑顔で出なくてもいいんです。次の試合に勝てばいいんです。日本のゴールゲッターなのですから、心も磨いてほしいと思いました。
