今なお輝く不朽の名作、「古畑任三郎」
「古畑任三郎」と言えば、不朽の名作ですが、私は未だに劇場版を何故やらなかったのか、疑問に思う位大好きな作品です。
そんな「古畑任三郎」シリーズの最終回と言えば、松嶋菜々子が犯人役だった、「ラストダンス」でしょう。
本当に最初から最後までユーモアに溢れた作品だったと思います。
最終回は、松嶋菜々子演じる双子の姉妹の物語から始まります。
社交的で勝ち気な妹と、引きこもりがちで大人しい姉。
双子の姉と妹が、それぞれ加害者と被害者になるのです。
双子は共同のペンネームで脚本家として活躍していました。
ある時、刑事物の脚本を書くに辺り、古畑任三郎と面識を持つようになり、その縁もあり、古畑任三郎はこの殺人事件の捜査に加わるのでした。
前半、まるで妹が姉を撃ち殺したような描写が出てくるのですが、実は姉妹が入れ代わっている時に、姉が妹を撃ち殺したのです。
姉はそのまま妹を演じていたのですが、様々な綻びから、古畑任三郎に真相を見破られてしまいます。