その時間は本当にたまたまテレビをつけた瞬間でした。
いきなりニュース速報が出る時の独特のBGMとともに画面にニュース速報という文字が出て、何があったのだろうかとドキッとしながら内容表示されるのを待っていました。
そしたら西城秀樹さんが急性心不全で亡くなったというニュースで画面に向かい思わず「えー嘘でしょ」と声が出て驚きのあまり心臓がどうかなりそうになるほどでした。
確かに脳梗塞を患い近年は体調もすぐれない事が多いというニュースは時々聞いていましたが、まさかこんな事になるとはです。
西城さんと言えば私が子供の頃から見てきた格好いいお兄ちゃんという感じのとても印象に残っている歌手でなじみも大変あるだけに衝撃も大きく残念でなりません。
早速各テレビ局で西城さんの特集を組んでいたのですが、知らないエピソードも数多くありそんな事があったのかとこちらも驚く事が多かったです。
中でも特に印象に残っているのは、言葉や体が少々不自由になっても歌い続けるんだ、ステージに立つんだという姿勢です。
これほどの有名人にもなれば万全の状態で表舞台に立てない事に抵抗がある人もいると思います。
西城さんはそうではなく歌える限りはどんな形であれ表に立ち歌うんだという気持ちの持ち主だったのだなと思いました。
医師からは本当はステージに立つ事を禁止されていたそうですがリハビリにもなるからと説得して立つ許可を貰っていたとも聞きました。
それほどまでに歌が好きで歌に人生を懸けてきたからこそ多くの人々に西城さんの歌声が届いたのでしょうね。
