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日中韓首脳会談の意義は果たされたのか。「手を携えて歩むことは、北朝鮮の核の脅威に対しても有効な手段」【気になるニュース2018年】

日中韓首脳会議が赤坂迎賓館で行われた。私は生中継で拝見しており、それぞれお三方がどのような発言をするのか興味を持っていた。
3人はこの3か国がお互いに手と手を取り合い、年に一度会合することは世界全体においても有意義なことであるとし、意見の相違はあれど、それぞれのメリットのほうがはるかに大きい、という点において合致していた。隣国と手を取り合うことは一国民としても喜ばしいことであるし、それぞれ過去の歴史などから意見の相違はあっても、前を向いて手を携えて歩むことは、北朝鮮の核の脅威に対しても有効な手段であることは、私のような一般人にも簡単に理解のできることであった。
しかしそれ以上の言葉は語られることはなかった。互いにかなり深い部分まで話しあうことができた、とお三方はおっしゃっていたが、その内容は国民として非常に気になる点である。日本は北朝鮮に対して拉致問題が解決されないことには前向きな気持ちにはなれないだろう。拉致問題は根本にあることは、中国と韓国にも理解を得られえた、と安倍首相はおっしゃっていたが、韓国は韓国で、日本に対しては竹島や従軍慰安婦問題といった、日本から見れば解決済み(もしくは検討違い)の問題を根底に抱えているだろう。それらの問題はすべて今はいったん横に置き、それ以上の双方のメリットのために、お互いに手を取り合い未来をみつめていこう、ということなのであろうか。
この首脳会議がうわべだけのものではなかったと期待したい。そして中国の周国家主席のおっしゃる通り、この会談を毎年開催していけば、良い方向へ変わっていくのだと期待したい。