ほんとにあった怖い話１５周年スペシャル / ８月１６日放送
毎年楽しみにしている特番です。と言っても、この頃はありきたりな話が続いており、あまり面白いとは感じていませんでした。しかし今年のほん怖は違いました。観て良かったと思えるような、これまでのどの話よりも面白い回でした。
幽霊などは毎年登場の仕方などが決まりきっており、あまり怖いとは感じませんでした。自分が最も良かったと思っているのは話の怖さではなく面白さです。それぞれ１５分程の短編なのですが、どれも展開が面白く、観ていてのめりこんでしまいました。
個人的に気に入っているのは草薙剛（くさなぎ つよし）さんが出演された「犯人はだれだ」という話です。幽霊の話ではなく、霊感で事件の犯人などがわかってしまう人の物語でした。その点も新鮮だったのですが、この話の魅力は別にあると思います。怖い話を集めた番組なのに、クスッと笑える様な楽しいシーンが幾つかあったのです。登場人物のキャラも濃かったです。少しオーバーかもしれませんが、連ドラになっても良いのではないか、と思う程でした。
この他の話も何故か新鮮に感じられました。時の流れを忘れて魅入ってしまいました。改めまして、今年のほん怖は観て良かった、そう思える様な回でした。
