俺のダンディズム 第一話『腕時計』
課長に昇進したけど、なんだか冴えない地味なオジサンの主人公が、お気に入りの若い女性社員の「ダンディな男性が好き」という一言をきっかけにダンディになろうと一念発起し、様々な男の逸品を集めはじめるというドラマ、『俺のダンディズム』。
主人公を演じるのは半沢直樹でおなじみの滝藤賢一。
終始コミカルな展開で、半沢直樹の時とはまったく違う滝藤賢一の演技が見られる。こんな面白顔とか変な動きとかしちゃうんだ！と演技の幅の広さを堪能できる。
第一話のテーマは『腕時計』。
世界の高級腕時計ブランドの歴史から、現在の人気モデルまで、うんちくを主人公に教えてくれるのは、森口瑤子演じるダンディになれるアイテムを扱う店の女店主。この女店主が、色っぽくて賢くてちょっと冷たくて、本当に美しい！主人公がこの女店主にいいように転がされてる感じなのが、また面白い。
結局その店で腕時計を購入するんだけど、腕時計だけ超一流で、スーツはヨレヨレ、鞄はナイロン製、財布はマジックテープ式の、という違和感がなんとも滑稽だが、今後どれだけ全身ダンディになっていくのかが楽しみでもある。
テレビ東京のこの時間のドラマ枠は、以前『孤独のグルメ』も放送していたし、かっこいいのか悪いのか紙一重だけどおもしろいオジサンのドラマが得意なようだ。
今後も楽しみに見てみよう。
