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相棒12最終回スペシャル「プロテクト」感想&あらすじ・死んだ小野田官房長が使途不明金一億円をしようしていたと判明…(ネタバレ注意)。

相棒12 最終回スペシャル「プロテクト」

三年前に死んだ小野田官房長が使途不明金一億円をしようしていたと判明。
おそらくは、凶悪犯を有罪にするために、私的に新しい戸籍などを用意したためと思われた。
今回の見どころは、何年も前に亡くなった小野田官房長の作為や、それに加担したと思われる瀬戸内の存在だろう。ある意味ではこの二人の存在は相棒に濃い影を落としている。

ただの兄弟間の復讐なのかと思っていたが、実際は父親の愛情を取り合いっこしていたのかもしれない。いや、正確には、長兄が嫉妬していたのだろう。父親の素質を一番継いでいないはずの末弟が一番父親に愛されていることが耐えられなくて、自分に関心を向けてもらうために汚れ仕事をして父親と同じ立場に立とうとした。その結果、罪を犯し続けた。
そして、その愛情も憎しみも、末弟は気付いていなかったのだろう。それが悲劇の始まりなのかもしれない。
今回この兄弟達の関係は、ある意味でカイトにも投影される。カイトは兄と違って自分は出来そこないで、父親にうとまれていると感じている。だが、実際にはそうは思っていないのかもしれない。まだその親子関係をうかがい知れる情報が少ないだけに、次シーズンでの展開に期待したい。