三浦春馬主演 ぼくのいた時間 第９話
第９話は涙が止まらない展開でした。一番感動したのは、両親の結婚記念日に拓人と陸人が自分の目標を決め、両親に報告するシーンです。拓人が大学で医学を勉強をしたいと語ることをいったい誰が予想したでしょうか。病と闘うだけで精一杯なのでは・・・と心のどこかで思っていた自分が本当に情けなく申し訳ない気持ちになりました。拓人が精一杯生きる姿は、陸人の心を動かし、母親を変え、父親を変え、今、”本当の家族”になったのだなあと思いました。
拓人は「人工呼吸器をつけないと思う。」とALSの仲間にメールしていましたが、次の目標が見つかり、大切な人に囲まれているのだから、一日でも長く生きて欲しいと思います。最終的に彼はどう決断するか、今後の展開が気になります。
婚約者を取られて拓人を殴った後、拓人の崩れた体勢をきちんと整えた繁先輩。最愛の夫を亡くし、苦労したからこそ、拓人との交際に反対する恵の母。拓人の最終出社日の挨拶に涙を流した会社の先輩。病と闘う拓人だけでなく、周囲の人の人生も丁寧に描いています。
来週もきっと涙が止まらないと思いますが・・・楽しみにしています。
