全日本卓球選手権 男子シングルス・決勝 ～東京体育館から中継～
今年の卓球全日本、男子シングルス決勝は、水谷隼選手と、町飛鳥選手の対決でした。
昨年、一昨年と決勝戦でまさかの敗戦を喫してしまった水谷選手が、チャンピオンに返り咲くのか、非常に興味深い大会でした。
決勝戦の相手は町選手でしたが、数多くの強豪選手を倒しての決勝進出で、勢いに乗っているのは明らか。
水谷選手からすれば、昨年、一昨年と同じように勢いに乗った選手に序盤リードしながらひっくり返されていますので、気が抜けないですよね。
そんな二人の決勝戦は水谷選手のリードではじまりました。
水谷選手の技術や動きはもちろん素晴らしく、バックハンドドライブの威力を磨き上げてきたこともよく分かりました。
反対に町選手は緊張からか、ミスを重ね、ちょっと力を出せていないなぁ、という印象。
3セットを水谷選手が連取し、後がない町選手の反撃開始！
4セット目は町選手の勢いある速攻が効き、ついに水谷選手からセットを奪いました！
このセットは非常に見ごたえのあるものでした。
しかし、5セット目、水谷選手はさすがです。
町選手の攻撃をいとも簡単に封じ、全日本チャンピオンに返り咲きでした。
強い水谷が帰ってきた！
そんな印象を色濃く残しました。
今年の全日本は多くの若手選手が台頭し、どんどん卓球のレベルが上がっているのを感じました。
2020年、東京オリンピックに向けて、目が離せないですね！！
