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芦田愛菜・鈴木梨央ダブル主演『明日、ママがいない』/感想&あらすじ・本当にスポンサー撤退すべき番組か?(ネタバレ注意)。

芦田愛菜・鈴木梨央ダブル主演『明日、ママがいない』~本当にスポンサー撤退すべき番組か?~

 日本テレビ製作・1月15日から毎週水曜日夜22時スタートの『明日、ママがいない』。

脚本監修は、あの野島伸司。「愛という名のもとに」「高校教師」や「家なき子」で重いテーマを描き、台詞は社会現象まで発展した名脚本家である。

この物語は児童擁護施設を舞台に親に捨てられたり、育児放棄した親の元を去った子ども達が「愛すること」・「愛されること」をテーマにしたドラマである。

第1部から衝撃的で、年頃の子供を持つ親としては怖いと思うのではないか、と躊躇した位。ですが、このような環境で育つ子ども達もいるという認識を持つ為にも見なければいけないドラマでもあると思う。

第1話が終わった時点で、ドラマの中の児童養護施設の在り方がフィクションの域を超えていて”偏見”と捉えられない、現実とドラマが余りにかけ離れて”精神的虐待、人権侵害にあたる”という理由から、国内唯一の赤ちゃんポスト「こうのとりのゆりかご」を運営する慈恵病院から番組中止が求められた。

又、第2話が終わった時点では、BPOの放送人権委員会に審議を求め、申立書を提出している。さらに、第3話直前に至っては、スポンサー8社すべてがスポンサー表示を自粛し、このうち3社はCMの放送も自粛した為、第3話のCMはほとんどがACジャパンの公共広告にすり替わった。

そこまで過敏になる必要がある番組であろうか。これまでもこのような番組はたくさんあり、ドラマであろうが自分達の世界だけではないいろんな生き方をしなければならない子供達が世の中に何人といるのだという事も知らなくてはいけない。それがいじめに発展するならば、そのいじめた親がきちんと子供に説明をすべきであろう。