実写版「美女と野獣」を映画館で観た感想
最近観た映画は、実写版「美女と野獣」です。
私は、分かりやすいファンタジーやベタなラブストーリーが好きなので、観終わって正直物足りなさを感じてしまいました。(ちょっと期待しすぎていたところがあるので、そのつもりで観れば違うかもしれませんが...)
なんだかベルが野獣に惹かれた理由が迷子になっていて、ただ野獣の過去を知って同情しているだけのような...そんなストーリー構成でした。ラブストーリーならもう少し、ベルと野獣の場面をしっかり作って欲しかったです。過去が介入しない、現在の野獣とベルが対等に向き合うような。その中で、観ている方に分かりやすく野獣に対してベルの感情が動く...そんな場面が見てみたかったです。
ファンタジーならではのCG表現や世界観は綺麗でした。実写版と言うだけあって、野獣のリアルさやベルの美しさは文句無しで完成度高かったです。あとは、気持ち悪い生き物(ディズニーと比べてはいけませんが、かなり気持ち悪い生き物...私は無理...)など、呪いをかけられたしもべ達や荒れた屋敷風景もその場面場面で世界観を引き立てていて、どよんとした空気感や緊張感が伝わってきて、迫力がありました。
以上、実写版「美女と野獣」を観た感想です。映画館にまで行って観るほどではなかったかな...と、感じてしまったのが正直なところです。