3男の根来三平の子を宿し、臨月を迎えたしのは、いよいよ生むことになり、4男の根来公平と共に産婆さんの家にまで身重の体でありながら、なんと歩いていく。
現代ではありえないと思えるこの光景を目の当たりにして、この時代、この田舎の集落(山梨県の山奥)の環境であれば、ありなのかな?とも思えます。しかし、あくまでもドラマなのでフィクションなのかとも思えます。自分の子でもないのに、産婆さんには旦那さんと呼ばれて、出産にたちあわされる公平。このキャラが結構おもしろい。しのとは、一つ違い。しかも姉さん女房という設定。やはり会話の中でも、やりとりのひとつひとつに、それらしさがにじみでていて、それだけでも楽しめると思います。公平(風間俊介)は、男優の「えなりかずき」かと見間違えてしまうのは、わたしだけだろうか?