誰もが通るであろう青春漫画スラムダンク！！
漫画は読むが、いかんせん飽き性なので最終階まできちんと追いかけた漫画は少ないです。更に最後までぐだることなくいい勢いでフィニッシュしてくれるような良作を見つけるような目もないので、なんとなく中途半端な記憶のまま頭の隅に残り続ける作品たちも多くあります。
しかしそんな私でも食い入るように読み込み最後まで一気に読み進めてしまった漫画があります。
それがスラムダンクです。王道ですね。あれは青春が全て詰まったキングオブスポーツ漫画だと思います。
インターハイでの激闘は今思い出しても熱く、鳥肌さえ立ってしまうような展開の連続です。なので読んだことのない人にはぜひともこの場を借りておすすめさせていただきたい作品でもあります。
さて、その最終回はというと、これまでの激闘とは打って変わってあっさりと終わります。具体的には後日談も含めた構成となっています。
強豪たちとぶつかり、勝ち進み、そして迎えた夢の戦い…だったのですが、その試合描写は全くと言っていいほど無く試合結果だけが描かれるのみ。残りのページはその後の平和な後日談。
さらっと終わってしまった最後に拍子抜けもするのですが変に引きずらず爽やかな読後感でいっぱいになります。ドラマチックな展開の中にも現実を忘れない作者のバランス感覚にも感動です。
ネタバレしてしまって楽しみを奪うようなことはいけない！ので具体的な内容の表記は避けますが、ここのところときめきやドキドキが足りていないな、感動や興奮はご無沙汰だな…といった方にはぜひ！
久しぶりに読んで輝かしいあの頃を思い出し、寒い冬でも心にいい汗かいちゃいましょう！
