読んで良かった海賊と呼ばれたおとこ
わたしがこの本を読んだのは仕事がうまくいかなかった時代に上司から勧められたからです。その当時は何かの助けになればと思いよみました。
物語を読み勧めて行くにつれて、国岡徹造という、日本人のスケールの大きさを感じました。
そのことを考えるとその当時私が感じていた 悩みがすごく小さなものに感じられました。
この物語は出光の、創業者について書かれており、戦後の日本が、石油を手に入れるのにいかに苦労したか、また、その当事者達の仕事ぶりが伝説的に素晴らしかったです。
私は石油とは全く異なる業界にいますが、この出光に再就職し、自分を鍛え直したいと感じることもありました。
私自身は現在自動車業界の会社員であるので、あまり石油関係の業界のことに詳しくはないのですが、この物語を読むことで石油にまつわる業界のこと、世界情勢、そして第二次世界大戦で日本が戦争に敗れた理由など、色んな歴史に関することも学べました。
とくに石油と戦争とは切っても切れない関係が理解できたことには大変衝撃をうけました。
戦後から日本がいかにして復興してきたのかも勉強できました。
何が言いたいかというと、この物語からは色んなことが学べるし、飽きさせない感動的な小説だということです。