ドラマ「Nのために」最終回の感想
今期のドラマで一番ハマっていたドラマ「Nのために」が、昨日最終回を迎えました。事件の真相がやっと明らかになったのですが、正直いまいちだったな…と思います。伏線張りまくってたけど、期待していたほどではなかったです。
野口を殺害したのは奈央子で、西崎さんは本当は無実だけど奈央子を犯罪者にしたくなくてかばったのかなとは思っていたけど、奈央子が西崎さんを利用しただけだったというのが可哀想すぎて嫌でした。利用といっても、希美を連れ出すだけって無理があるし。今までの奈央子の言動を考えると話に筋が通ってないと思います。野口夫妻間の愛についての描写が少ないから、納得できないんだろうなと思います。
そして、安藤も結構罪が重いというか、希美を試してドアにチェーンをかけたのは怖いなと思いました。それがなければあんな事件にはならなかっただろうに。
でも、最後に希美がお母さんと話せたり、成瀬君の元へいくところはちょっと感動しました。ずっと頑張ってきた希美が力を抜けたというか、お母さんに死ぬのが怖いと言って泣いたシーンでは私も泣いてしまいました。最後の成瀬君が希美を抱き寄せるシーンも、キレイな海と相まってとても素敵で印象的でした。父親が原因ですごく苦労した希美と、それを必死で支えようとした成瀬君の二人には幸せになってほしかったので、一応ハッピーエンドでよかったです。残りわずかの人生でも、二人が自然体で楽しく暮らせるといいなと思いました。
