幽遊白書 忘れられない海のシーン
「幽遊白書」の最終回が忘れられません。原作も、アニメも大好きで毎週楽しみにしていました。原作では、話の最中であるにもかかわらず、唐突に終わった印象が強いのですが、アニメでは、主要キャラクターたちが、浜辺に集合して、ワイワイ騒ぐところで終了します。これが、とても背景も美しく、それまでの辻褄をきれいにあわせて、良いエンディングだったと思います。
幽助が蛍子にプロポーズする場面は、子供ながらドキドキしました。そして、その後通常のエンディングテーマではなく、本来ならばオープニングの「微笑みの爆弾」が流れる演出に泣きました。もちろん、感動のためですが、もう、来週から土曜の夕方は、別の番組だと思うと、寂しくてさみしくて。
思えば「幽白」にはいろいろなことを教わりました。声優さんの存在を知ったのもこの作品でした。声の出演に人間の名前が出ていて、ああこういう仕事が世の中にあるのだな、と妙に感心したのを、今でもはっきり覚えています。
蔵馬と飛影のコンビネーションや、桑原の人間くささ、幻海ばーさんの厳しい優しさ、キャラ立ちしていて。私のベストワンアニメーションにちがいありません。
