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クローザー/シーズン7第12話「絶対悪」感想&あらすじ・治安のよくない地域の学校が抱える問題がどんどん…(ネタバレ注意)。

クローザー シーズン7 第12話「絶対悪」

今回の事件は、高校の校長が銃撃されて死亡するというもの。
そこで調査していくと、治安のよくない地域の学校が抱える問題がどんどん出てくる。
例えば、親が子供に無関心で、学校に行かせなかったり、親が犯罪を犯して頼れるものがいなかったり、孤児でホームレス同然の生活をしていたり、と様々。

そんな生徒達を救おうと、正式な手段を踏まずにアメフト部のコーチは生徒達を家で養育していた。
ぱっと見は、美談である。けれど、法治国家である以上、彼らを保護するには家庭裁判所なり、児童保護局なりに届け出て許可を得なくてはいけない。その点で、コーチは犯罪者と言うことになるだろう。
今回の事件は、このコーチの行動を知った校長が、アメフト部を廃部に追いやるためにコーチを転勤させようとしたことがきっかけとなる。
頼りの存在を失うことを恐れた生徒が、家にあった銃で校長を襲ったのだ。
正直、この生徒の気持ちも分かるし、校長の正義も分かる。だから何が悪いのかと言われると、それぞれの向いている方向が全てバラバラだったから、としか言えない。
何とも後味の悪い内容だった。