世界ナゼそこに？日本人 4月7日放送
4月7日の『世界ナゼそこに？日本人「南太平洋の秘境・海に沈みゆく島国ツバルに嫁いだ日本人」』を見ました。
環境保護のボランティアをきっかけに、ツバルに移住した女性を密着取材した内容でした。
現地の男性と恋に落ち授かり婚をしたものの、出産後帰宅すると家には夫だけではなく夫の知人4人が転がり込んでいたそうです。同世代の女性として、新婚でさらに産後の不安定な時期にそんなことをされた彼女が受けたショックを考えると心が痛みました。
また、夫と居候全員が無職で、日本人妻の彼女が一人で働いて彼らと彼女自身の子供を養っている生活は衝撃的でした。無職の彼らは彼女一人が働いているそばでごろごろしたり、挙句の果てには問題を起こして警察に捕まったりしていました。
ツバルの政治的環境的状況や文化を考えるとしょうがないと納得せざるを得ない状態なのかもしれませんし、単身異国に渡って授かり婚をしてしまった彼女にも責任があるという意見も出るような環境でしたが、それ以上にぐうたらしている夫や赤の他人を養いながら一人懸命に働いて家事をこなしている彼女の姿には同情を禁じえませんでした。
番組の最後、現在は彼女が子供と日本に戻っていること、後に夫を呼び寄せる予定であることが伝えられ、彼女があのような状況から解放されたことに思わずほっとしてしまいました。
