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差別問題に配慮なのか、歴史の黒塗りなのか「アメリカで「ローラ・インガルス・ワイルダー賞」の名称が変更されると発表」【気になるニュース2018年】

アメリカで「ローラ・インガルス・ワイルダー賞」の名称が変更されると発表がありました。
私自身が小学生の頃に愛読していた「大きな森の小さな家」シリーズの作家さんなのでちょっとショックです。
理由は、同シリーズの文中に「良いインディアンは死んだインディアンだけ」という白人がネイティブアメリカンを蔑視する表現が散見されるという点でした。

今でこそ人種による差別は大問題ですが、当時の白人系アメリカ人にとってはそれが普通で、特に問題ではなかったはずです。
というか、そういう認識でいた、という負の現実をちゃんと捉えなくてはいけないのではないでしょうか。
特に、インガルス家のお父さんは土地を追われるネイティブアメリカン達に同情する節もありますし、ローラの鋭い問いかけをはぐらかすシーン(おそらく後ろめたさから)もあります。

お母さんはちょっと偏見があったみたいですけど、異質なものに違和感や戸惑いを覚えることは咎められません。
それを表に出すか出さないかで、今だって発言は咎められますが内心に関してはどうこうすることもできません。
お父さんの不在時にお母さんと幼い娘たちしかいない状況で、押し入られて略奪まがいの行為をされたこともあるなど、嫌っても仕方ないかなという面もあります。
別に禁書になったわけではないですけれど、行き過ぎなんじゃないかと思いますね。