武器はテレビ。SMAP×FNS27時間テレビ【2014年7月26日～27日放送】
毎年恒例の27時間テレビですが、今年はSMAP5人が総合司会という初めての試みでした。かれこれ20年以上SMAPが大好きで、追いかけてきましたが、この番組はまさに「SMAP」そのものを表すものでした。
始まって早々の水泳大会では、身体を張って全力で取り組む姿を見て、妥協は許さない、そして芸人さん相手でも決して驕らない彼らの姿を見ることができました。
夜中や早朝の時間帯では、司会が5人いるので交替に休憩をとっても良いものの、ずっと５人全員で身体を張って頭を使って、ここでも全力で頑張っている姿を見せてくれました。
日中から夕方の一番つらい時間帯には、猛暑の中、屋外で着ぐるみを着て、さんまさんのどんなに無茶な指示に文句も言わずに応え、ふらふらになりながらも取り組んでいました。日常の仕事や生活の中で、やりたくないなあ、まあいいかと諦めてしまうことがある自分をすごく恥ずかしく思いました。
そして、何よりも印象的だったのが、最後のノンストップメドレーでした。野外会場で彼らの曲のメドレーを45分以上にわたって、まるで本物のコンサートのように（番組の中の１コーナーとはとても思えませんでした。）パフォーマンスしていました。普通の人だったら、いつ倒れてもおかしくない状況でした。もちろんSMAP5人も人間なので、ふらふらになっていました。しかし、テレビの向こうで見ている人、会場に来てくれている人に笑顔で最高のパフォーマンスを見せてくれました。カメラに映っていないところでも、笑顔で声援に応えていたようです。
こんな過酷な状況でも、最高のエンターテイメントを見せてくれた彼らには、日本人であること、彼らと同じ時代に生きていられることの誇りさえ覚えました。
とても彼らには及びませんが、明日から少し頑張ってみようという気持ちにさせてくれました。最高の２７時間テレビでした。
