青い鳥。10年以上経った今も忘れられない内容。
話の流れ的には夫のいる女性が豊川悦司演じるしがない駅員と恋に落ちて駆け落ちする、という内容だったのですが何時捕まるのだろうとドキドキしながら見ていたのを覚えています。
特に佐野史郎演じる駆け落ち相手の夫の粘着質な感じが見る側の緊張感をよい感じに煽っていたと思います。
駆け落ち相手の女性は終盤手前で死んでしまい、最終回はどうなるのだろう？と思っていたらまさかの娘登場という展開。
好きだった女性の面影をその娘に重ね合わせて再び恋に落ちる、というのは少し抵抗感のある話の運びになってしまったのですがそこは豊川悦司！
見事にその葛藤を演じていてすんなりとはくっつかない。
最終的にはきっと上手くいくのだろうな、と思っていてもやはりそこは「母親がいなくなったからじゃあ…」といった感じに軽く進まれたら見ている方は興醒めると思うので。
最後の最後で不幸な主人公がようやく幸せになれる。
賛否両論ありそうなドラマでしたが、個人的にはハッピーエンドかな、と思いました。
