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GRIMM/グリム・シーズン1第20話「幸せの余波」感想&あらすじ・ヴェッセンはコウモリタイプのガウターブリッツだ…(ネタバレ注意)。

GRIMM/グリム シーズン1 第20話「幸せの余波」

今回登場するヴェッセンはコウモリタイプのガウターブリッツだ。鋭い爪と、コウモリのように高周波の音波を出し、人の眼球や鼓膜を破裂させて死に至らしめることが出来る。
事件では、当初犯人は被害者の義理の息子とその友人だと思われた。しかし、実際にはかつて被害者に虐げられていた継娘が、自分の欲望のままに殺害したということが判明する。

しかし、そうなってみると、継娘と結婚した夫が哀れだった。妻に愛されていたわけでもなく、ただその容姿と経済力のみを必要とされていただけだったわけだ。
多分、物語の下敷きとなっているのは、グリム童話のシンデレラだろう。夫婦の出会いがダンスパーティだということや、家族構成などからも、明らかだ。しかし、シンデレラに付き物の魔法使いはいない。いるのは、シンデレラ役を諌めようとする、同じくガウターブリッツの後見人だけだ。
普通であれば悪役に描かれる継母たちが被害者だと言うところは、新機軸だろう。
一見可憐に見えた妻が恐ろしいガウターブリッツに変身する様は、ドラマを見慣れてきていても中々ショッキングである。
そして、サイドストーリーのニックの両親の死に付いて、新たな情報が出てくる。果たして「キムラ・アキラ」とはどういう人物なのか、今後の展開に期待しよう。