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コールドケース迷宮事件簿シーズン5/17話「ロープ」感想&あらすじ・ラストシーンで使われる音楽の版権の都合からソフト化を期待できない…(ネタバレ注意)。

コールドケース迷宮事件簿シーズン5・17話「ロープ」

人気はあるのに、ラストシーンで使われる音楽の版権の都合からソフト化を期待できない少し残念な海外ドラマシリーズ。扱われる事件の年代は幅広く、アメリカの歴史をたどるドラマと言っても過言ではない。
今回のエピソードはヒッチコック劇場のようなスリラー、サスペンスを感じて非常にお気に入り。
詩人の妻であり、精神病を患っていた女性。彼女の死は果たして自殺か他殺か。いつも通り、なんとなく頼りない主人公、ラッシュ刑事とコールドケース課のゆかいな仲間たちが真相を暴いていくのだが、今回はいつも以上に影が薄い。

被害者、ナンシー・パターソンは著名な詩人である夫と、娘、家政婦と共になんとなく薄暗い家の中で、手慰みにタイプライターで詩を書きながら過ごしていた。そんな彼女は、家の中で起こる怪奇現象に少しずつ追い詰められていく。タイプライターで打たれた自分では書いた覚えのない文章、屋根裏の梁に吊るされた首吊り用のロープ。これらのギミックがゴシック、サイコ・ホラー的な不気味さをかもし出していて最高。
これは全て彼女の妄想なのか、それとも謎の侵入者の仕業なのか。
そして最後に明かされた事件真相に何とも言えない気持ちになる。
ギルマンの「黄色い壁紙」の読後感に似た、恐ろしさと悲しさ。
基本的に後味が悪いエピソードが多いドラマシリーズですが、ソフト化のネックになっているラストシーンでだいぶ救われる。
あぁ、頼むからソフト化してください泣。