明日ママがいない 第３話 ウサギの赤い涙。親がいる子も寂しい？
色々と話題になっているこのドラマですが、私は子役が多く出ていて面白そうなので初めから見ていました。特に芦田愛菜ちゃんの今までとは違うキャラの演じ方などに注目して見ています。
１話と２話では暗い部分も多かったのですが、３話では施設長の優しさなどが垣間見えたように思います。また、最初は強く拒絶した里親の家の娘も、２回目に愛菜ちゃんが訪れた時にもらした本音や、親がいるのに悲しい過去を背負ったお局や、そのお局を気にする施設の子どもたちの気持ちにも何か温かい気持ちになります。施設の在り方や場面について多くの批判も集まっているようですが、私自身はあくまでもフィクションとして、さらにその中で描かれる人間模様や、子どもたちの気持ち、大人たちの気持ちが交錯しているところが興味深く感じます。愛菜ちゃんが、お局の悲しいウソを見抜く所や、掛け値なしで里親の家の娘と接する場面などは本当に色々なことを考えさせられます。そして、里子をもらうと言いながら、離婚したり娘に悲しい思いをさせたりしている両親も、そういうことは現実の社会の中にも多くあるような気がして見入ってしまいました。
