福家警部補の挨拶 第3話プロジェクトブルー 壇れい
「よし！」福家警部補の挨拶第３話を見て、ようやく納得です。
大好きな壇れいさんが刑事ドラマ主演、しかも今までのイメージとは異なる役柄と聞き第１話から楽しみに見ていました。が、、なんかしっくりこない。ファンとして期待が大きかったのか。ん～なんかいつものきれいな壇さんが頑張って今までと違う役を演じています感が役にも出てる気がして。しかし、第３話で壇さん演じる福家刑事が登場した瞬間、「これだ！」と思ってしまったんです。ようやく分かりやすく出てきた髪の微妙なボサボサ感、前かがみ気味の体の動き、淡々と何かを探る目の動き、ちょっと野暮ったくて風変わりな女刑事がそこにいました。
まるで事件には関係なさそうな細かい事を追及し周りをいらつかせ、「現場を間違っていませんか？君を呼んだ覚えはない」と上司にけむたがられる存在。でもその存在こそが犯人を追い詰め事件を解決に導いていきます。しつこくてめんどくさがられる女ではありますが決して憎めない可愛らしさも見せてくれる壇れいさん、さすがです。そしてそして壇さんの上司役は稲垣吾朗さん。福家刑事に対する冷たい視線は存在感たっぷりでSMAPではなく俳優としての力が感じられます。いつか石松警部(稲垣)の笑顔も見てみたい気もしますけど。
最初に事件が起き視聴者が犯人を知った上で話が進んでいく方法は特段ひねりがある訳でもないので、毎回犯人役ゲスト俳優が「私は犯人じゃないよ」という出発点からじりじりと福家刑事に追われ、いらつき始めるパターン演技をどう見せてくれるのかが面白い所だと思います。
のってきた壇れいさん、今後楽しみにできるドラマです。
