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仁-JIN/最終回・結末の感想ネタバレ注意!あらすじ・江戸時代で医療の技術を高めた事によって、現代の医療のレベルも…。 #テレビドラマ

仁-JIN・この最終回を超えるドラマは他にない

最終回でどうなるのかとても気になったけど、私がこれまで見てきたで、一番納得させられたドラマでした。
現代には同僚の未来という婚約者がいて、彼女は大病に侵される。江戸時代へタイムスリップしてからは、そんな未来の事を気にしながらも、咲と想いが通じ合っていく。
このまま江戸時代で咲と結ばれて、仁友堂で医者をしていくのか。そしたら現代に残された未来はどうなってしまうのか...。

それとも、現代へ戻るのか。でも、戻ったところで、未来の病気は治せないんじゃないのか。さらに、江戸時代での出来事は全て忘れてしまうのか...それも寂しすぎる。
それまでのエピソードが良いドラマだっただけに、「えー、そんな終わり方?」と期待を裏切る最終回は嫌だなと思っていました。ところが、実際は良い意味で裏切ってくれました。
結果は、現代に戻ることになる。そこで、「橘医院」という診療所を見つける。橘は咲の苗字。近づいていくとそこには未来がいた。未来は同僚ではなく、開業医になっていた。二人は知り合いではなかった。さらに、未来は咲の養子の子孫という設定になっていた。ここで、咲と未来が繋がった!そんな仁に何かを感じ、未来が一通の手紙を渡す。それは、咲から仁への手紙だった。
そこには「◯◯先生へ」と書いてあった。内容は、「名前は思い出せないし、誰に聞いても仁の存在を知る人はいなかった。だけど、確かにそこには◯◯先生という人がいた。そして、自分はその◯◯先生を慕っていた。」というものだった。咲の中には◯◯先生として仁が生き続けていた。この手紙のシーンは嗚咽が出るほど泣きました(笑)
また、未来がタイムスリップする前のように病気になる。だけど、仁が江戸時代で医療の技術を高めた事によって、現代の医療のレベルもまた上がっていた。だから、治らなかったはずの未来の病気も治るだろう、と示唆させる終わり方だった。
江戸時代で生き続け、医療を発展させた偉人になった、という風にしてしまうと歴史を変えてしまうし、「じゃあ未来はどうなるの?」とすっきりしない結末になってしまう。だけど、仁を歴史上の人物にしないことによって、現代へ戻ってくることができた。
また、現代に戻ったからと言って江戸時代で起こったことが全て無しになるわけでもなく、だけどそこで仁がやってきたことは全て現代につながり、現代の医療のレベルを上げることになっていた。
また、未来を救うことによって二人は知り合い、きっと元の恋人同士、そして婚約者になるんだろう。どの登場人物も消してしまうことなく、元の状態に戻す。むしろ、医療の水準が上がり、本来助からなかった未来が助かるという事を考えるとより良い状態になっている。
と考えると、本当に素晴らしい終わり方だったと思います。個人的には、咲の想いを大事にしているところが、一視聴者としてはとても嬉しかった。「名前を思い出せない」という設定も、うまいなと思いました。
ちなみに、再放送でも最終回は涙なしには見られませんでした(笑)
仁は、ドラマ史上最高の最終回でした!