Priceless・兄弟愛に感動しました
「Priceless」は、SMAPのキムタクが主演のドラマでした。キムタクが職も家も失い、ホームレスにまでなるのですが、持ち前の明るさと前向きなチャレンジ精神で、そこから事業を起こし、友人たちと一緒に会社をやって魔法瓶を作っていくという話です。
最終回では、それまで悪役だった藤木直人が演じるもとの大会社の社長を、キムタクが救います。藤木直人は、実は母親違いのキムタクの兄だったのです。父の社長の遺言で、キムタクを跡継ぎにするよう言い残されたので、キムタクを敵視して会社から追い出したりしたのですが、キムタクはそういう兄の嫌がらせに負けずに、最後は窮地に陥った兄を助けるのです。
悪役だけれども藤木直人の社長役は孤独で影のある感じで、とても魅力的でした。エリートで打たれ弱いところもキムタクと正反対のキャラクター設定で良かったです。すっかりこれで藤木直人のファンになってしまいました。最後にキムタクが藤木直人をまた社長に返り咲くようにしてあげて、兄弟が和解するところが感動的でした。キムタクが、子供のころに父親にもらった野球のボールを藤木直人に投げてあげる場面がとても印象的でした。最後に描かれた兄弟愛にとても感動させられました。
ありがとう寄稿。
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