東京ラブストーリー。幼心に憧れた女性は…
小さい頃は親からあまりテレビを見せてもらえなかったのですが、母が見ているドラマは一緒に見ても良かった為、東京ラブストーリーは初回から最終回まで全て見ました。
思えばこれが、記憶ではちゃんと初めて見たドラマだと思います。
このドラマでは、全くタイプの違うリカとサトミの二人の女性が出ていますよね。幼い私は外見のみの判断で、髪が長く、いつもスカートやリボンをまとったサトミに憧れていました。私の中の可愛い女性の姿そのものだった気がします。母はリカ派でいつもサトミの悪口を言っていた為、よく喧嘩になっていたものです。
初回からずっとサトミ推しだった私でしたが、最終回。
うろ覚えですが…リカとカンチが別れてから数年後、三人は街中で偶然再会します。カンチとサトミの左手の薬指には指輪が光っていました。
それを見たリカは、笑顔で祝い、颯爽と人混みの中へ消えて行きます。
そのかっこよさときたら！リカの背中を見るカンチの視線も印象的でした。
ドラマの内容など到底理解できていなかった当時の私でしたが、色々あったのにリカったら！と大感動。
翌日には髪を肩で揃えてヘアバンド、スカーフを巻き、キュロットを履き、完全なるリカスタイル。母も呆れる心変わりの早さでしたが、その後何年経っても、今でもリカは憧れの女性です！なれているかは別の話…ですが。
