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感想・書評「オリエント急行の殺人:アガサクリスティー著:山本やよい訳」ネタバレ注意・ポアロシリーズの中でもトップクラスの知名度を誇る名作(レビュー)。 #読書

オリエント急行の殺人 アガサクリスティー著 山本やよい訳

アガサクリスティーのポアロシリーズの中でもトップクラスの知名度を誇る名作。15年ほど前に読んだことがあったが、本屋で目に留まったため再度読むことにした。
 大まかなあらすじや犯人については記憶にあったため、初めて読んだ時ほどの衝撃はなかったものの、非常に楽しむことができた。

個人的にはポアロシリーズの最大の楽しみは、よく考えてポアロの先回りをしてやろうとしてもポアロが常にその一歩先を行っていて、悔しさと感銘を同時に受けるところである。このオリエント急行の殺人はシリーズの中でもその楽しみが最も強いと思っている。なぜなら謎解きのパートでは1ページごとに新しい事実が明らかになっていくような展開の速さであり、読者としては「こうきたか!では真相はこうに違いない!」と考える端からポワロにしてやられる。負けず嫌いの私は毎ページ戦いを挑むが、いつも負けが込んでいる。似たような推理小説が世にたくさんある現代ですら読者をいい意味で裏切れるストーリーであるので、出版当時の反響もうなずける。
 またもう一つの魅力はこの本の終わり方にあると思う。ミステリは少し読む程度で詳しくはないが、本作の結末はミステリには珍しいのではないかと思う。ネタバレになるので詳しくはかけないが、この結末にはクリスティーなりの考え方が現れているのではないかと考えている。善悪に関する考え方は一人ひとり違うので結末が気に入らない方もいると思うが、私はオリエント急行の殺人の結末はこれが一番であったと思う。ほかの方にもぜひ読んで結末を確かめてほしい。
 出版から長い時を経ても、また私のように一度読んだことがあっても楽しめる小説は非常に少ない。名作と呼ばれる小説の中でも少ないと考えている。そんな中でこの小説はいつまでも楽しみを与えてくれる、かけがえのない小説である。

ありがとう寄稿。

なんとも衝撃的というか、二度見してしまうようなタイトルですよね。そして、著者は大好きな西加奈子さんではないですか。早速、購入しちゃいます。

お人好しで、騙されやすくて、デブで、不細工で、糞のようにボロボロになりながらも、何度も…感想・書評「漁港の肉子ちゃん/西加奈子著」ネタバレ注意(レビュー)。 #読書 - みんなのブログ。