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映画感想レビュー「ガメラ3-邪神覚醒」評価・レギオン襲来から三年後の日本を舞台とした…(ネタバレ注意)。 #MOVIE

特撮界で高評価と名高い「ガメラ3-邪神覚醒-」を見てみました。

日本を代表する怪獣映画の一つ「ガメラ」。ゴジラに比べてどうしても知名度が低いガメラですが、私的には「最高の特撮」だと思っております。
前作「ガメラ2-レギオン襲来-」から三年後の日本を舞台としたガメラ映画で、前作、前々作に比べるとオカルト色が強くなり、痛快さというものがあまりありません。

田舎にありがちな転校生への陰湿ないじめや、ガメラに対する主人公の憎しみ、そして何より、今作ではガメラは人類の敵として扱われております。前々作のようなガメラが人を通じて認められる、前作のような人類がガメラと共闘して敵を倒すといった子供向け要素は薄いです。人間ドラマも今までよりも多くドロッとしており、ストーリーや、より攻撃的になったガメラの姿に恐怖を抱く人もいるでしょう(私はかっけぇ!と喜びましたが。)。そういった重い要素が増えたこともあり、私はストーリーとしては前作ほど好きではありません。ガメラ2は何度も見ようと思えますが、ガメラ3は気分によっては遠慮するような感じです。
では何が最高なのか。
特撮です。特殊撮影のレベルが非常に高い。新宿の暗闇に現れるギャオス(前々作の敵)の群れとそれを掃討するガメラ。ガメラの火球によって燃え上がる街。暗い夜に浮かぶ攻撃的なガメラ。カッコいい!と思うと同時にここまで恐怖を与える怪獣を、私はあまり見たことがありません。さらに話が進むとガメラと今作の敵「イリス」が空中戦を仕掛けます。戦闘機を翻弄するイリスを下から押しのけて戦闘機を守り、尚且つ戦闘を続けるその空中戦撮影の妙技!前々作「ガメラ-大怪獣空中決戦」の空中戦とは桁が違う迫力です。巨体がぶつかり合う迫力、高速で動く迫力、どれを取ってもこれ以上の空中戦特撮を私は見たことがありません。その後京都で向き合うガメラとイリスのシーンも雨が二匹を打つのですが、撮影手法としては砂を風で舞わせて撮ったのだとか。その雨粒の悲壮感ともみれる流れは私の中で一生残り続けるでしょう。
ぶっちゃけた話、ストーリーはそこまで好みではありません。ですが、地球を守るために戦う怪獣でも大きさゆえ街を壊すというヒーローへの懸念や憎悪をテーマにしたこの作品は面白いとは思います。ですがそれ以上に特撮の出来が私の中でこの映画をトップレベルまで押し上げました。ご覧になる際は是非他の特撮作品と見比べてみてください。

ありがとう寄稿。

漫画の原作とは違う設定やストーリーになっていたので違和感はあるものの、超大型巨人はリアルでかなり迫力があったし、巨人が襲撃してくるところではドキドキしたりして集中して観られました。

実写版・進撃の巨人・映画感想レビュー評価・原作とは違う設定やストーリーになっていたので違和感はあるものの、超大型巨人はリアルでかなり迫力があったし…(ネタバレ注意)。 #MOVIE - ナカノ実験室