『かもめ食堂』の一員にわたしもなりたいです。
私はアキ・カウリスマキの映画が好きなのでフィンランド作品をたどっていたらたどり着いたのがこの作品でした。
邦画はあまりみないのですが、小林聡美・片桐はいり・もたいまさことなればおもしろくないわけがない。
アキの作品の常連俳優マルック・ペルトラも出演しています。
もう亡くなられていますが、とても素敵な俳優さんです。
フィンランドの小さなお店で和食屋さんを営んでいるさちえさん。お客さん、誰も来ず…そんな中、日本フリークな男の子が第1号お客様としてご来店！その子からガッチャマンの歌の歌詞を知りたいと言われる。そのくだりからもうはいりこめちゃいます。
片桐はいりの演じるみどりがとってもいい味だしてます。さちえさんのまわりには一風変わったお一人様がたくさんきます。その風変わりなお一人様たちがとっても魅力的です。
ひとりがとてもうらやましく感じてしまう作品です。
ひとりで違う土地でこんな風に出会うってとても非日常的ですが、きらびやかな生活の映画よりこういう映画のほうがとっても魅力を感じます。
そして、コーヒーを入れるときは『コピ・ルアック』と言ってからゆっくり時間をかけてコーヒーを誰かに入れてあげたいと思います。
