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サギデカ【第4話】【9月21日】「詐欺グループの店長が謎の死を遂げたこと」感想。 #テレビドラマ #TV

組織ぐるみで特殊詐欺に関わる犯行グループとそれに立ち向かう警察チームの攻防戦を描いたドラマもいよいよ大詰めです。
詐欺グループの店長が謎の死を遂げたことで、グループの末端である“かけ子”と呼ばれる実行犯の加地にも当然、焦点が当たります。
さらに富裕層をターゲットにした詐欺事件が頻発し、まるで警察の捜査を嘲笑うかのような犯行に夏蓮たちの焦りは募ります。
そんな中、小さな目撃情報から加地たちの潜伏するアジトを割り出します。
このシーンはドラマで最も緊迫感のあり、かなりの見ごたえがありました。
アジトは人気のないゴミ処理場とかなり殺伐としたロケーションに興奮も高まります。
建物を包囲して一網打尽のはずが、あと一歩のところで肝心の加地を逃すという失態に上席の檄が飛びます。
しかし、その加地は番頭と呼ばれる詐欺の中核に当たる人物と接触し、その居場所を夏蓮たちにメールで知らせてきたのです。
思わぬ情報に色めき立つ捜査チーム。
しかし、危険を侵した加地の身も危うくなるところで次回の最終回へ続きます。
ここまで鑑賞し、このドラマの良い点は警察チームと犯罪グループの双方に存在する言い分や微細な人間模様も平等に描いているところだと思いました。
犯罪に至るまでの経緯やその人物の生い立ちがクセに現れている部分などから感情移入できる要素を与えてもらっているように感じます。
例えば貧困から犯罪に手をそめる加地はトラウマがよみがえる度にとある音楽をプレイヤーで再生し、気持ちを落ち着けます。
また、夏蓮の上司であり、かつて交際歴もあった森安はコーヒーを飲み終えた際の紙カップを執拗に折り畳むことで性格が伝わってきます。
そんな丁寧な描写も物語を彩る大切な要素だと気付かされました。
いずれにしても次が最終話。
詐欺集団の頂点に立つ首魁との接触はあるのでしょうか。