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事件の涙「隣人のはずだった~限界集落 5人殺害事件」【放送日時】8月5日「山口県周南市で、2013年に発生した」感想。 #テレビ #TV

山口県周南市で、2013年に発生した住民5人を殺害した事件のドキュメンタリー番組です。
約6年が経過し、事件の概要と生存者のインタビューを交えて放送されました。

高齢化と過疎化が進んだ集落で、住人は30人ほどです。
高度経済成長期で都会へ出て、30年後に故郷にUターンした60代の男が、この事件の犯人です。

高齢の両親の面倒を見ながら、集落で暮らそうとしますが、住民たちと馴染む事ができません。
草刈りや消防などの仕事は、田舎なので住民の役割と言われますが、「ただ働き」と男は主張して孤立してしまいます。

事件に対する見方が、男の目線、住民目線、近所トラブルがあったことを知ったマスコミ目線と、交錯していきます。
高齢の住民が男に仕事を押しつけた、男の被害妄想、村八分、現代の八つ墓村など。

どの情報が正しいかは不明ですが、5人を殺害した罪で男は死刑が確定しました。
故郷なのに馴染めないというのが、とても不思議に感じました。

事件によって、故郷の集落を追われたと80代の方が、悔しそうに話していました。
その方は、被害者と親しい友人で40年間暮らしていたそうです。

40歳以降から住み始めた場所でも、故郷と言うのでしょうか?
故郷=生まれ育った場所という解釈をしていました。

死刑囚となった男や、殺害された住人の話をする元住人、マスコミ、それぞれが噛み合わずにスッキリしません。
ストンと腑に落ちる供述がなく、現代の八つ墓村というマスコミのキャッチコピーが、印象に残っただけな気がします。