今年大流行しているインフルエンザですが、昨年3月から大人に処方が始まった新薬ゾフルーザの服用患者から耐性ウィルスが発見されたと報道されました。
1回だけ服用すれば24時間でウィルスを撃退することができる画期的な新薬で注目されていただけに、こんな早くに耐性ウィルスが発見されるとは、その報道に少し落胆してしまいました。耐性ウィルスが発見されたということは、新薬の効果が薄れることに繋がってしまうので、処方する病院側としても更に慎重にならざるを得ないことは言うまでもありません。しかし、処方された方の多くが耐性ウィルスの発見に繋がっている訳ではないので、耐性ウィルスが生まれやすい体質の方がたまたま服用して生まれた結果なのかもしれません。だから概要のみを100％信じない方が今後の新薬の期待のためにいいのかも知れません。
新薬のゾフルーザが完璧でなくとも、これまでのタミフルなどのインフルエンザ薬よりも優れていることを信じたいと思います。
