俳優の赤木春恵さんが、11月29日に亡くなりました。94歳でした。テレビドラマ「3年Ｂ組金八先生」や「渡る世間は鬼ばかり」などで活躍されていました。
私は武田鉄矢さんが好きで、よく金八先生を見ていました。そのせいか、赤木春恵さんイコール校長先生のイメージが強く、「金八先生や子供たちのよき理解者」という気持ちが強いです。でも、私の知り合いのお母さんは、渡る世間の赤木春恵さんを見ると、お嫁に行ったばかりの頃を思い出すから好きではないそうです。その当時、随分姑からいじめられたらしく、今でも時々思い出しては憎くなる、赤木春恵さんの顔が段々姑の顔に見えてくる、などと言っていました。役によってこれ程までに、視聴者に与える感情が異なるということは、しっかりと役を演じ分けている証拠です。彼女は偉大な役者さんだったのだと、改めて思いました。
