社会派人情ドラマさくらの親子丼です。
私が今年一番面白かったドラマは、陸王や刑事ゆがみも捨てがたいですが、やっぱり「さくらの親子丼」です。フジテレビで土曜日の午後11時40分からの放送でしたが、ゴールデンではないですし知らない人も多いかとは思いますが、自分にとっては今年一番です。
主演は真矢みきさんで、他には本仮屋ユイカさん、吉本実憂さん、ABC-Zの塚田さんなどが出演されてます。最初は、物語の舞台が羽田周辺と言う事で、自分の地元だったので軽い気持ちで見初めましたが、かなりハマりました。
物語の主人公のさくらさんは羽田で古本屋を営んでますが、一方でその自宅兼古本屋は、周辺の問題を抱えた子供達のたまり場の様になっていて、さくらさんはそんな子供達に（子供ではない場合もあり）親子丼をふるまっています。不良だったり、若いシングルマザー、または摂食障害など、様々な社会問題と向きあって行く事になりますが、さくらさん自身も事件で実の息子を亡くしてます。なので、そうした中で自分自身の心とも向きあって、みんなそれぞれに少しずつ前に進んで行ける様になって行くと、そういったドラマでした。
東海テレビの制作だそうですが、お金なんてそんなにかけなくても、こんなに良いドラマが作れるんだなと改めて思いました。
ちなみに、羽田と聞くと空港しか無いと思っている人も多いかとは思いますが、ちゃんと人の暮らす街もありますよ。
