「スパイダーマン ホームカミング」少年から青年へ 成長する主人公
とても躍動感のある「スパイダーマン」です。今までで一番若い設定の「スパイダーマン」ですね。
まだ少年で、やることなすことが、ちょっと不安で見ていて、大丈夫なのか？と、思ってしまいます。
「アイアンマン」から、ちょっと認められ、それがうれしくて、張り切り過ぎてしまうところは、まだ危うい少年の行動です。
そのために危機に陥るのですが、誠心誠意立ち向かいます。「アイアンマン」に助けられ、何とかことはおさまりますが、新しい「スパイダーマンスーツ」は取り上げられてしまいます。
でもそれにめげることなく、悪に立ち向かって行きます。その結果、その努力が認められますが、自分はまだまだであるということを、素直に認められるほど成長します。
少年から青年への成長の物語でもあり、「スパイダーマン」大活躍の手に汗握る映画です。
この映画は、主人公の若さ、未熟さゆえに、かえって観客をひきつけることに成功しています。ついつい保護者のような気になってしまいます。
とても楽しめる映画でした。
エンドロールになっても、すぐには席を立たないように！ おまけ映像が、２回出てきます。
