『はじまりのうた』のキーラ・ナイトレイの歌声に惚れ惚れしました。
キーラ・ナイトレイ主演『はじまりのうた』がとても素敵な映画でした。
MAROON5のボーカル、アダム・レヴィーンが出演しているということで興味を持って観てみたのですが、ミュージシャンたちのピュアな思いが溢れる幸せに満ち溢れた物語でした。
なにより、楽曲が良かったです。アダム・レヴィーンが楽曲提供を行っているので、楽曲のクオリティは保証されているようなものですが、主演のキーラ・ナイトレイの素朴で甘い歌声が、可愛らしく、ときにメランコリックで、心に染み入ってくるようでした。
バーでの飛び入りの演奏シーンも素敵なのですが、やはり、圧巻は、街中でゲリラ録音を決行するシーン。
デモテープをつくるために、路地裏にバンドセットを組み、遊んでいる子供たちに声を掛けてコーラスに協力してもらう……
わくわくするような展開でした。ニューヨークの街を見下ろしながら屋上で演奏するシーンもとてもよかった。
音楽が街を彩るってこういうことをいうんだな、と、すとん、と納得するような作品でした。最高。