みんなの芸能ブログ。

みんなで更新する芸能ブログです。

スポンサーリンク

見るのが苦痛になってしまうほど、辛く悲しいアニメ映画の1つ・感想レビュー「火垂るの墓」おすすめ泣ける映画(ネタバレ注意)。

「火垂るの墓」  涙と鼻水で前が見えない・・・

誰しもが知っているであろう「火垂るの墓」
正直もう見るのが苦痛になってしまうほど、辛く悲しいアニメ映画の1つです。
戦争時の頃の日本を舞台としたこの映画。
親を亡くし、兄弟2人で戦火の中必死に生き抜く姿にいつも涙と鼻水で前が見えなくなります。
生きて行くには食べ物や水、そして寝床やお金も必要になっていくわけで、兄の清太が必死になっている姿に頑張れ頑張れと声をあげてしまいます。
親戚や周りの人達の冷たい対応や言動に「なんて人だ!」「人としてありえない、最低だ!」と思う気持ちでいっぱいで、
私だったら助けを求めていたら援助するのに、と強く思っていました。
しかし今この感想を書きながら改めてあの時の状況などを考えてみました。
ゆっくりじっくり考えてみると、あの戦火の中、自分も生き抜くのに必死な訳で、
その中で助けてくれ援助してくれと言われたら果たして自分は快く手を差し伸べてあげられるのか。
絶対助けることができる!と胸をはって言えるのは、自分が今この平和で安心して生きていけるこの日本で生きているから言えることなんだな、と。
生死にかかわってくるとやはり考えは変わっていくのだと、今この時この瞬間、気がつきました。

戦争というものが、どれだけ辛くて残酷で卑劣なものなのかという事を伝えてくれる日本のみならず全世界の人に見てそして後世に残していってほしい映画だと思います。