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わたしを離さないで最終回/ドラマ感想&あらすじ・壮絶な内容で陽光のかつての校長恵美子先生(麻生祐未)が病気になり医者に「提供を受けますか?」と質問されるシーン(ネタバレ注意)。 #DRAMA

わたしを離さないで最終回

内容紹介や簡単なあらすじ。

陽光という山奥の学校で、みすぼらしい服を着た沢山の子供達が、管理され育てられていました。
その生徒達は、皆いずれ臓器を提供するドナーとなる運命の持ち主たちです。
やがて成長し陽光を巣立っていった生徒達は、提供が始まるまでに介護人の勉強を受けます。
外の世界には夢や希望があると信じていた生徒達は、そんなものは無い事に絶望します。
やがて提供が始まり、一人また一人と亡くなって行きます。

好きだった出演者や登場人物、キャラクターに関して。

優しくクールな綾瀬はるか演じる保科恭子です。
介護人を長く続けていく内に感情を失くしていきますが、かつての旧友の介護に付く事により感情を取り戻していきます。
水川あさみ演じる酒井美和は、我がままだけど強がっていたけど、本当は淋しがり屋で優しい人だったのです。
恭子の介護者で加藤(柄本 佑)という提供者は、恭子の話を聞いてくれ穏やかで恭子がなんでも話せる提供者でした。

最終回を見ての感想、終わって感じたことなど。

原作が海外という事もあり、どうも日本では考えられない内容の事ばかりでいまいちピンとこない話でした。
しかし、その壮絶な内容と最終回で陽光のかつての校長恵美子先生(麻生祐未)が病気になり医者に「提供を受けますか?」と質問されるシーンで「こんなおばあちゃんが」と提供を断るシーンでした。
残忍で冷酷に見えた恵美子先生は、本当は誰よりも臓器提供の為だけに生まれてきた人間を失くしたいと思っていた優しい人だと分かった事が感動しました。
三浦春馬演じる友彦も、陽光の旧友だった珠ちゃんも、美和も提供を終え亡くなっても、まだ介護人を一人続けている恭子を見ていると最後までいたたまれない悲しドラマでした。

ありがとう寄稿。

「強いとは何か」という疑問から始まったボクシングであったが、世界チャンピオンになったときに「これまで倒した相手の気持ちまで背負いきること」みたいな感じで結論付ける。

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