振り返れば奴がいる/最終回・結末の感想ネタバレ注意！あらすじ・司馬先生は石川先生が…後の帰り道で… #テレビドラマ

振り返れば奴がいる・それぞれの別離

天才的な技術を持つがクールで性格が悪い司馬先生(織田裕二)と、真面目で正義感が強く同僚からの評価もよい石川先生(石黒賢)、二人は正反対の人間で白と黒のような関係だった。しかし最終回で石川先生はスキルスで亡くなり、また司馬先生は石川先生が亡くなった後の帰り道で同僚に背後から刺される。刺されて意識を失う瞬間に、そこでドラマは終了する。

刺されてから倒れる瞬間、そして放送終了まで、時間にすると数十秒ほどで、あまりの展開に動揺してしまい、状況もすぐには理解できなかった。放送終了前の数十秒で、これほど内容がショッキングなものはなかった。最終回のタイトルは「別離(わかれ)」であるが、まさか主人公が二人ともいなくなるとは想像できなかった。二人は白と黒の正反対の人間であるため、きっと別々の道を歩んでいく「別離」だと思っていただけにショックだった。また、主人公が両方ともいなくなると続編も期待できないため、視聴者との「別離」でもあり、最終回が終わった後に悲しく空虚な気分になった。