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青天の霹靂/映画感想・評価&あらすじ・主人公は、一筋の雷が放たれたときに、若かりし頃の父や母に出会い…(ネタバレ注意)。 #MOVIE

映画青天の霹靂を見た感想について

以前、探偵はBARにいるという映画を見て、大泉洋さんの演技力に感動し、大泉さんが主演になっている映画を探していたところ、この映画にたどり着きました。
自分は特別な存在であると信じていた主人公ですが、テレビで人気が出てきた後輩マジシャンを見ていると、こんなはずではなかったと感じ始めます。母親に捨てられ、父親とも絶縁状態になってしまうという過去を持つ主人公は、次第に生きることのむずかしさを感じるようになります。
人は、だれもが悩み、考え生きていると思いますが、悩みに葛藤し乗り越えていくことの難しさを映画から痛感しました。主人公は、一筋の雷が放たれたときに、若かりし頃の父や母に出会い、ひょんなことから父親とコンビを組み漫才をすることになります。
このコンビのトークが何ともテンポがよく、笑いに誘われながら映画を見ることができました。コンビは順調に人気上昇していき、主人公も満たされつつあると感じたとき、母の妊娠がわかります。
10か月後に自分が母親のお腹から出てくるのを感じながらも、母親は自分を捨てたのではなく、自分の命と引き換えに子どもを守ったということを知ります。父親がそれを隠したという事実を知ったときには、とても感動しました。
笑いあり、涙ありの心温まる映画でした。