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ドラマ相棒13第5話「最期の告白」感想&あらすじ・国家組織ぐるみの犯罪隠蔽、取引行為などは、これが本当の世界で…(ネタバレ注意)。 #ドラマ

ドラマ相棒13 第5話「最期の告白」11月12日21時~

いきなり留置所に甲斐亨と杉下右京が入れられている、なんて始まり方でちょっと驚きました。留置所とはまるで似つかわしくない2人、どうしてこんな場所に入れられてしまったのか、物語の掴みとして最高のインパクトでした。

偶然居合わせた無銭飲食の常習犯が過去の殺人事件に関わっているのでは?と言うのが今回の事件でした。甲斐亨の元上司が過去担当した事件が冤罪事件に発展する、と言う「相棒」によくある警察の闇と対峙するストーリで、甲斐亨と杉下右京の考える「真実」の違い、「真実」に対する思い、「真実」が人に与える影響などがよく描かれていた物語だったと思います。
今までも杉下右京の「真実」に対する真っ直ぐな行動に戸惑い悩み、反抗する相棒もいました。理解したいけれど理解出来ない、と相棒が去っていくこともありましたが、それでも杉下右京の信念は変わらない。そんな思いを感じ取りました。
正直なところ、相棒に描かれるような国家組織ぐるみの犯罪隠蔽、取引行為などは、これが本当の世界で起きているのでは?と思うこともあります。私たちには分からないところで、実は都合の悪いことは外に漏れないように処理されているのではないか、と。そんな時、たった1人だとしても杉下右京のような「真実」から目を背けない人物がいて欲しい、そんな風に思いました。
「法は何のためにある」という質問に対して、杉下右京は「今の法が守られないのであれば、例え新しい法を作ったところで、同じ運命を辿るのでは?」と答えます。彼の真っ直ぐすぎるまでのこの思いが、甲斐亨には少しでも伝わって欲しいと思いました。