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ペテロの葬列11話(最終回)感想&あらすじ・バスジャックの被害者達も決してハッピーエンドではないのが非情で現実的…(ネタバレ注意)。 #ドラマ

ペテロの葬列 第11話(最終回)久々に次が気になるドラマだった

このシリーズは前回も見ていて、今回も続編ということで楽しみにしていた。
バスジャック事件から始まって毎回次はどうなるのかと本当に久々にドキドキ楽しめるドラマだった。
とうとう最終回となり、だいたい謎も収束していき、バスジャックの被害者達も決してハッピーエンドではないのが非情で現実的。でもそれだからこそ現実社会に生きていく覚悟と吹っ切れた明るさもみえてきて何故だかこちらも勇気が湧いてきた。

小泉孝太郎演じる主人公は本当に誠実で優しく気遣いもでき冷静に正しい判断も下せる文句のない人間で、それにあの実直そうな爽やかな顔なのだから何に不満があるんだと思うが、愛妻に裏切られていたことが判明。国仲涼子演じる妻の不貞の告白シーンは淡々として太々しさもあるが、何不自由なく生きてきたのが却って不安を感じることになるそんな弱い自分を変えたいと別れを切り出すのが勝手過ぎて驚いたけど妙に腑に落ちた。
いつもの気の置けるマスターの喫茶店でやっと寝付けて、色んなことに怒りを覚えながらもマスターからの温かい具沢山スープをすすりながらすすり泣く孝太郎が段々と本泣きしていて、それが主人公の素直な気持ちが伝わるのとなんて上手い役者になったんだと別の意味でもこちらも泣いてしまった。
原作は読んでおらず、さらに続編があるのかは分からないが、この爽やかな主人公がまた別の人々と関わり、人の持つ悪意や醜さに戸惑いながらもその爽やかな風貌と人間性で魅了してくれると思う。
次もあれば必ず見るので期待したい。